( ̄〓 ̄)暇だこりゃ!


by ultimate-ago

民明書房

『民明書房』というモノをご存知だろうか?

前回、大豪院邪鬼ネタを書いたが、男塾を邪鬼だけで片付けるのは勿体無い!
『魁!男塾』といって連想するものといえば
・大豪院邪鬼
・主要キャラクターが絶対死なない
そして今回採り上げる、
・民明書房の存在
である。

民明書房とは何か!?
かつて週刊少年ジャンプの黄金期を支えた作品の一つに、宮下あきら大先生によって描かれた『魁!男塾』というものがあった。登場する男達の熱き生き様、手に汗握る死闘、それらに魅了された人も少なくないと思われる。そして、彼らの渾身の力で繰り出される技一つ一つに解説がなされていた。その解説を多く担っていたのが民明書房による出版物である。その出版物は拳法の解説書だけにとどまらず、医学、歴史、民族学、法学などありとあらゆる分野にわたっている。
いくつか代表的なものを紹介してみよう。



羅倶美偉(らぐびー)
その起源は遠くヨーロッパ中世 ラグビー発祥の地イギリス・イングランド地方にあるという
そのころ 王侯達の間でラグビー(その原型というべきか)のチームを持ち 競い合う事が流行し 自分のチームを強くする為にそのような残虐な練習方法がいくたびか行われていたと記録にある

民明書房刊
『ヨーロッパ中世スポーツの起源』より



辮締旋風(べんていせんぷう)大車輪…
中国清代初期 辮髪の習慣を活用した幻の拳法があった
修行には重さ100貫20寸角の雫鋼鉄(だこうてつ)を吊し 頭髪と首を鍛えたという
この拳法を会得するためには最低3個の雫鋼鉄を持ち上げ 自在にふりまわすだけの技量が要求された
ちなみに現代でいう「借金で首が回らなくなる」という表現は 当時雫鋼鉄が非常に高価なため途中で買えなくなり 修行を断念した者がいたということに由来する

民明書房刊
『中国拳法大武鑑』より



水龍ぽー球…
古今東西 武道家同士がその雌雄を決すべく行う決闘法は数あるが 中でもモンゴルに伝わる水龍ぽー球は最も過酷なものとして有名である
後に硝子工芸の発達により ガラス球が使用されたが 当時は7メートル四方の木槽に水を一杯に満たし その中でどちらかが死ぬまで闘った
水中では 当然 闘う時間は限定され しかも水の抵抗により 動作に通常の3倍もの体力を消耗するため その苦しさは想像を絶した
ちなみに この決闘法で負けた者をモンゴル語で「ドザイ・モーン」(水死の意)と言い 日本で溺死体を「土左衛門」と呼ぶのはこれが語源である

民明書房刊
『泳げ!!騎馬民族』より





いかがであろう。。。
少年漫画雑誌にしては些か難解すぎる漢字を多様。巧い!純粋な子供はイチコロである。
ここまで読んで「マジかよ・・・」と思った方もいらっしゃるだろう。




そう、

民明書房なる出版社は存在しない!

のである。





作品中のスポーツやら格闘技の技を嘘の「引用」で固めて信憑性を高めるためのダシとして使われた架空の出版社である。私を含めた無垢な小学生男児は盲目的に信じたものである。書店の辞書やら辞典の棚で血眼になって民明書房の書物を探した者もいるのではないだろうか?私も探した一人である。
私なぞはかなり早い時期に(と言っても二十歳頃)真実を知ったから良かったものの、周りではつい最近私がその驚愕の真実を打ち明けるまで民明書房の存在を信じていた者までいる。もしかするとこの真実をコレを読んで初めて知った者もいるであろう。民明書房の存在を信じたまま一生涯を終える者もいるだろう。
素晴らしい!
宮下あきら大先生してやったり・・・である。


尚、この存在しない民明書房、googleで検索かけてみたところ6580件も引っかかりました
∑( ̄□ ̄;)ナント!!
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by ultimate-ago | 2004-07-24 15:59 | agoの日常